ミリタリー初心者必見!失敗しがちなNGコーデと改善テクニック
無骨で男らしく、トレンドにも左右されにくいファッションの定番スタイルとして絶大な人気を誇るのがミリタリーファッションです。
MA-1やカーゴパンツ、M-65フィールドジャケットなど、機能美に溢れたミリタリー服は、着こなすだけで男らしさや垢抜けたこなれ感を演出できる魅力を持っています。
しかし、その一方で「自分が着るとどうしてもコスプレっぽくなってしまう」「ガチのサバイバルゲームに行く人に見えてしまう」「野暮ったくてだらしなく見える」とお悩みの方も非常に多いのが現実です。
ミリタリー服は元々が軍服として開発された実用的かつ力強いデザインであるため、合わせ方を一歩間違えると一気に清潔感を損なったり、時代遅れな印象を与えてしまったりする難しさがあります。
ミリタリーファッション初心者が陥りがちな失敗パターンと、誰でも今すぐ実践できて洗練されたお洒落に見せる改善テクニックを徹底的に解説いたします。
なぜミリタリーファッションは失敗しやすいのか?その理由と原因
ミリタリー服が持つ独特の難しさは、その機能性の高さや強烈なアイコン性に由来しています。
カーキ(オリーブドラブ)や迷彩柄、ダボッとしたオーバーシルエット、分厚い生地感などは、どれも主張が強く、一間違えると全身のバランスを崩す原因になります。
ファッションにおいて大切なのは全身のメリハリと全体の調和(引き算の美学)ですが、ミリタリーアイテムは存在感が強すぎるため、合わせるアイテムを吟味しないと野暮ったく見えてしまいます。
特に初心者の場合、全身をミリタリー系のカラーや武骨なアイテムで固めてしまい、街着としての清潔感や今っぽさを失ってしまうケースが多発しています。
失敗の原因と正しい改善ポイントをしっかり理解することで、ミリタリー服が持つ潜在的なカッコよさを極限まで引き出すことができるようになります。
やってしまいがち!ミリタリー初心者の危険なNGコーデ3選
まずは、街中でよく見かけるものの、お洒落とは言いがたくなってしまっている典型的なNGコーディネートを確認していきましょう。
自分自身の普段の着こなしやお手持ちの服の組み合わせと照らし合わせながら、当てはまる部分がないかチェックしてみてください。
1. 全身ミリタリーアイテムで固めたリアル軍人コーデ
カーゴパンツにMA-1ジャケットを合わせ、足元にはコンバットブーツを履き、インナーまで迷彩柄にしてしまうような組み合わせです。
ミリタリー服への愛が強すぎるあまり、全身を軍モノだけで固めてしまうと、街着としてのファッション性が消え失せ、まるで本格的なサバイバルゲームの参加者やコスプレのように見えてしまいます。
街中で自然なお洒落として見せるためには、全身のうちミリタリーアイテムは基本的に一点、多くても二点までに抑える引き算の意識が絶対に必要です。
2. 全身ダボダボの清潔感ゼロなサイズ感コーデ
古着のミリタリージャケットや軍放出品のカーゴパンツは、本来の用途からして大きめのサイズ感で作られているものが多く存在します。
ダボッとしたオーバーサイズのミリタリージャケットに、太すぎるカーゴパンツを合わせてしまうと、全体のシルエットが太くなりすぎてしまい、野暮ったい印象を与えてしまいます。
だらしなく見えたり、スタイルが悪く見えたりする最大の原因となり、大人の男性に必要な清潔感が完全に失われてしまいます。
3. 色使いが重すぎる全身暗色・緑一色コーデ
オリーブカラーのジャケットに黒のパンツ、インナーにもダークブラウンやカーキを合わせるなど、全身が重いダークトーンで埋め尽くされているパターンです。
落ち着いた色合いは男らしさを演出できる反面、顔周りまで暗い色で覆われてしまうと、全体が重苦しく見えたり老けた印象を与えたりしてしまいます。
特に秋冬のコーディネートにおいて、抜け感や明るいアクセントカラーを一切取り入れないと、洗練されたお洒落からは遠ざかってしまいます。
一気にお洒落上級者へ!初心者が押さえるべき改善テクニック
NGコーディネートの危険性を理解したところで、次はいかにしてミリタリー服を上品で都会的に着こなすかという改善テクニックをご紹介します。
特別なセンスや高価な服は必要なく、アイテム選びと組み合わせのルールを少し変えるだけで、見違えるほど垢抜けたスタイルが完成します。
きれいめアイテムを掛け合わせるドレスとカジュアルの黄金比
ミリタリー服を街着としてスマートに見せる最大のコツは、ドレス(きれいめ)な要素を持つアイテムと組み合わせることです。
武骨なミリタリーアウター(MA-1やM-65など)を着る際には、インナーに清潔感のある白の無地Tシャツやバンドカラーシャツ、クリーンなニットを合わせるのが効果的です。
ボトムスには細身のスキニーパンツやテーパードの効いたスラックス、足元には清潔なホワイトスニーカーや上品な革靴を持ってくると完璧です。
武骨なカジュアル感ときれいめな上品さが打ち消し合い、絶妙な大人のこなれ感と都会的な洗練された雰囲気を演出することができます。
シルエットにメリハリをつける「Yライン」と「Iライン」の意識
スタイルを良く見せ、野暮ったさを解消するためには、全体のシルエットにしっかりとメリハリをつけることが不可欠です。
ボリューム感のあるミリタリージャケット(M-51モッズコートやN-3Bなど)を羽織る場合は、ボトムスに細身のパンツを合わせて綺麗な「Yラインシルエット」を作りましょう。
反対に、太めのカーゴパンツを主役にする場合は、トップスにジャストサイズからややコンパクトめのシンプルなTシャツやニットを合わせ、「Iライン」または「Aライン」を意識します。
上下のどちらかをすっきりと引き締めることで、だらしなさが消え去り、スタイルが良く見える計算されたコーディネートが完成します。
白(ホワイト)を効果的に使った抜け感の演出
カーキやブラック、ネイビーといったミリタリー特有の重いカラーリングを軽やかに見せる特効薬が「白(ホワイト)」の取り入れです。
アウターの首元から白いシャツの襟をチラ見せしたり、裾から白Tシャツをレイヤードして覗かせたりするだけで、コーディネート全体にパッと明るい抜け感が生まれます。
足元に清潔感あふれる真っ白なスニーカーを合わせるのも、ミリタリーの無骨さをマイルドに和らげる非常に効果的なテクニックです。
白という一色を挟むだけで、重苦しさが綺麗に払拭され、春先から秋冬まで爽やかで季節感のあるお洒落を楽しむことができます。
ミリタリー初心者が最初に手に入れるべき万能おすすめアイテム
これからミリタリーファッションに挑戦したい方や、手持ちの服でお洒落に決めたい方に向けて、一着持っておくだけで回しが効く万能アイテムをご紹介します。
これらは着回し力が高く、どんな手持ちの服にも合わせやすいため、最初に購入するアイテムとして最適です。
- MA-1フライトジャケット(ブラックまたはダークネイビー):カーキよりも主張が控えめで、スラックスやデニムとの相性が抜群の万能アウター
- 細身シルエットのカーゴパンツ(オリーブまたはブラック):ダボつかないスリムテーパードを選べば、シャツやジャケットとも合わせやすい万能ボトムス
- M-65フィールドジャケット(現代的なスリムアレンジモデル):羽織るだけで男らしさが決まり、Tシャツの上からサッと着るだけでお洒落に見える傑作アウター
特に最初の1着としては、無骨すぎるリアルな古着の軍放出品よりも、現代的なサイズ感やシルエットにアレンジされたブランドのミリタリーウェアを選ぶと失敗しません。
プロが教える!ミリタリーウェアを長く愛用するためのメンテナンス術
ミリタリー服の魅力は、着込めば着込むほど風合いが増し、自分の体に馴染んでいく経年変化(エイジング)にあります。
長くお気に入りの一着として愛用し続けるために、日頃の簡単なお手入れ方法を押さえておきましょう。
コットン素材のジャケットやカーゴパンツは、洗うたびに生地が柔らかくなり味がでますが、色落ちを防ぎたい場合は裏返してネットに入れ、中性洗剤で優しく洗うのが基本です。
ナイロン製のMA-1などは、着用後にブラッシングをしてホコリを落とし、陰干しで湿気を飛ばすことで生地の劣化やニオイを防ぐことができます。
大切に手入れされたミリタリーウェアは、年月が経つほどに自分だけのヴィンテージ感を醸し出し、一生モノの相棒としてワードローブを支えてくれます。
正しい知識とテクニックで憧れのミリタリースタイルを手に入れよう
ミリタリーファッションは、ポイントさえ押さえれば決して難しいものではなく、大人の男性の魅力を引き立ててくれる最高のスタイルです。
全身をミリタリーで固めず、きれいめなアイテムと組み合わせ、白の抜け感や綺麗なシルエットを意識するだけで、誰でも一瞬でお洒落に見違えます。
これまで「自分には似合わないかも」と敬遠していた方も、ぜひこの機会に新しい着こなしに挑戦してみてください。
洗練されたミリタリースタイルを身に纏い、街歩きや休日のお出かけをより一層スマートでカッコよく楽しんでみませんか。
今すぐ自分にぴったりのミリタリーアイテムを手に入れて、周りと差がつくワンランク上のファッションを手に入れましょう。
